工法について

ウレタン複合防水

防火地域に対応出来る30分耐火(大臣認定工法)

UM工法及びLSB工法の耐火システムは、屋根構造と防水をシステム化することにより、屋根に要求される「屋根耐火30分耐火試験」に合格した安全な軽量屋根システムです。

  • UM-S工法耐火システム 仕様 UM-SFT 認定番号 FP030RF-9336
  • LSB工法耐火システム 仕様 UM-LSB-SFT 認定番号 FP030RF-9335

UM工法– 屋根耐火30分認定仕様 –

UM工法は、工場生産された金属成型番(ロックパネル)をアンカーによって物理的に下地に固定し、機械コントロールされた超速硬化ウレタン「ウレタン防水剤」を均一に吹き付け施工する「ウレタン+金属」の複合防水工法です。
完全な防水は多くのメリットを持ち、信頼ある工法としてすでに10年以上の実績を誇っています。
※屋根耐火30分認定仕様は UM-SFT仕様です。

UM工法の特長

優れたコストパフォーマンス
あらゆる下地に対応し、下地調整や改修時撤去作業を最小限に抑えることができ、工数も短縮できます。
高精度な吹き付け施工
衝突攪拌・温度管理・吹き付けまで、全てに機械化を実現。均一な塗膜を高精度に施工できます。
下地の乾燥が不十分でも施工が可能
下地にアンカー固定するため下地乾燥が不十分でも施工ができ、工期の短縮がはかれます。
高い耐風強度+防音効果
風圧に対して一般金属屋根の約3倍の強度があり、台風などの強風の時にも安全です。
さらに、優れた防音効果を実現します。
耐震支援構造
屋根を軽量構造にすることができるため、耐震効果に優れています。
優れた耐衝撃性
表面のウレタンと内部の金属が一体化されるため、衝撃に対して強く耐食性も優れています。
屋根耐火30分認定(UM-SFT仕様)
パーライト木毛板を使用することで耐火30分をクリア。
外耐熱工法に最適
断熱板や遮熱塗料と組み合わせることで、容易に断熱仕様にすることができます。

UM-S工法構造図

S造納まり図

LSB工法– (ライトブリッジ工法)屋根耐火30分認定仕様 –

軽量耐震設計屋根工法

LSB工法は、金属板を特殊加工した軽量・高強度な下地材を前面に使用し、この上に木毛板を敷きUM工法を施工することで、下地構造と防水層が一体化した陸屋根をつくる工法です。梁・母屋の鉄骨スパンを2.5m~5mと大きく取ることができるため、軽量化がはかれ、それを支える柱・基礎・地中杭に至るまで石器上のコストダウンが計れます。
天井として使用する場合、防音・防火には耐火シートや耐火モルタル、防湿、防食には目地部へのウレタンシールとウレタン塗布で対応できます。体育館、プール、浴室、講堂など天井の美しさが要求される建物に最適です。
※屋根耐火30分認定仕様は、LSB-SFT仕様です。

LSB工法の特長

大幅なコストダウンが可能
自重が40kg/m以下と軽く、梁スパンを広げることができるため、資材の経済化が計れます。
工期の短縮
屋根施工が短時間でできるため、雨・雪の影響を受けずに内部施工が行えます。
高い耐風強度と防音効果
風圧に対して一般金属屋根の約3倍の強度があり、台風などの強風時にも安全です。
さらに、優れた防音効果を実現します。
屋根耐火30分認定(LSB-SFT仕様)
パーライト木毛板を使用することで耐火30分をクリア。
耐震支援構造
軽量屋根構造となるため耐震効果に優れています、LSB工法は専用折板の使用により、
大幅な軽量化がはかれるとともに、強震時にも天井の落下防止がはかれ、安全設計仕様となります。

LSB工法構造図

納まり図

UM工法・LSB工法は、オリジナルパーツを用いる事によって、理想の全体脱気と結露水の排出を可能にしました。また、防水では一番必要な端部の収まりも確実にすることができます。